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コラム

SIMロック解除の役割とは?解除方法やスマホの複数台持ちについても解説

かつて、スマートフォン・携帯電話ではキャリアごとに機種の購入&通信契約を行い、キャリアが展開している通信網を使って電話・メール・データ通信を行うというのが一般的でした。しかし現在では、機種を購入する会社と通信契約を結ぶ会社が必ずしも同じでなくてよいとされています。例えば、Softbankで購入したスマートフォンに、docomoやau、iijmioなどの通信事業者で契約したSIMカードを挿しても問題なく使えるということです。 しかし、機種が製造・販売された時期によっては、スマホ本体に『SIMロック』がかかっていて他社のSIMカードが使えないケースがあります。中古ショップでスマホを購入する時や、お手持ちのスマホのSIMカードを他社に変更したい場合はこの『SIMロック』の有無についてあらかじめ確認しておきましょう。

SIMロック解除とはどういうものか

SIMロックがかかっている端末では、機種を購入した通信会社のSIMしか使うことができません。もし、ご自身のスマホにSIMロックがかかっていて、他社のSIMが使えないという状況の場合、ご契約者様ご本人が通信事業者に連絡することで容易にSIMロックを解除することができます。

SIMロックを解除すると…料金プランの選択肢が広がる!

SIMロックを解除すると、元々契約していた通信会社以外のSIMカードを挿入して利用することができるため、料金プランの選択肢が広がります。場合によっては格安料金で今まで通りの使い方ができるようになるケースもあるため、プランの見直しは大幅なコスト削減に繋がる可能性があると言えるでしょう。

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何故SIMがロックされているのか

SIMロック自体は知っていても「そもそもなぜSIMロックがかかっているのか、理由までは知らない」という方は少なくありません。
もともとSIMロックは、大手キャリアを中心に機種代金の未払いや端末の転売、詐欺等の犯罪を防止するため導入されていた制度です。ですが、SIMロックをすることで、場合によっては携帯電話会社の乗り換えを制限すること=利用者の囲い込みにもつながる可能性があり、現在ではSIMロックそのものが廃止されています。

通信事業者による利用者の囲い込みがあった時代

しかし、2019年~2021年以前は通信事業者による利用者の囲い込みが盛んにおこなわれており、『2年縛り』と言われる契約内容(2年以内に“乗り換え”をすると数万円の違約金がかかる)や、スマホにSIMロックがかかっていることが一般的でした。ただし、通信事業者の定める条件を満たせば、利用者がSIMロックを解除することは可能でした。

利用者が自由に通信事業者を選択できる時代へ

2019年の電気通信事業法が改正されて以降、これまで当たり前だった『2年縛り』のような料金契約が廃止されました。
また、2021年8月にはSIMロックが原則禁止とされました。2021年8月以降に販売された機種は、基本的にSIMロックが設定されておらず、購入者による解除作業が不要です。

現在、利用者が通信事業者を自由に選択することは法律で守られた行為であり、利用者の選択を通信事業者が拒むことは許可されていません。利用者は自身のニーズにあわせて自由に選択することができます。データ通信用のSIMカードだけを販売する会社(格安SIM会社)も複数存在しています。

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SIMロックに纏わるメリット、デメリット

現行販売されている各種スマートフォンは、原則SIMロックがかかっていませんので、わざわざ解除する必要はありません。しかし数年間スマホを使い続けている方はたくさんいらっしゃいますので、購入時期によってはお手持ちのスマホにもSIMロックがかかっているかもしれません。
自分のスマホにSIMロックがかかっているとしても、即座に解除する必要があるわけではありません。

SIMロックを解除するメリット

SIMロックを解除するメリットは大きく3つあります。

  • ①格安SIMが使える=携帯料金の見直しやコストダウンに
  • ②SIMを差し替えて複数台の端末で使える=端末を使い分けたい時に
  • ③海外SIMが使える=海外に滞在中、その国のSIMが使えて通信料の節約に
  • とくにSIMロックを解除する必要がないケース

    SIMロックの解除にはメリットがありますが、とくに解除する必要がない方もいます。

  • 現在の料金プラン・通信契約内容に満足しており、変更する気がない
  • スマホは現在利用しているもの以外、利用する機会がない(2台持ちの必要がない)
  • そもそもSIMロックされていない端末なので解除する必要がない
  • これらに当てはまるなら、とくにSIMロック解除について気をもむ必要はないでしょう。

    SIMロック解除でおきるデメリット

    SIMロックを解除することでは、とくにデメリットが発生することはありません。 かつてSIMロックが原則禁止されていなかった時代では、違約金や手数料が生じるケースもありましたが、現在では基本的に無料で解除できるようになっています。

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    SIMロックの解除方法

    SIMロックを解除する方法についてご紹介します。
    まずはSIMロックがかかっているか調べましょう。現在お使いのスマートフォンがSIMロックされている状態か、それともSIMロックがかかっていない状態か調べる方法は次の通りです。

    SIMロックの設定状況を確認する

    【iPhoneの場合】

  • ホーム画面から「設定」⇒「一般」⇒「情報」
  • SIMロックの項目に「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロック解除の状態
  • 【Androidスマホの場合】

  • ホーム画面から「設定」⇒端末情報(デバイス情報)を確認
  • SIMロックの状態(SIMのステータス)ステータスを確認
  • 「許可」や「ロック解除されています」と表示されていればSIMロック解除の状態
  • 【上記の方法ではわからなかった場合】
    契約元の通信キャリアに問い合わせてご確認ください。

    SIMロックの解除方法を知りたい

    SIMロックを解除するには、インターネット経由または店頭にてお手続きが必要です。

    【インターネット経由でSIMロックを解除する】

    docomo
    「My docomo」から解除手続きを行います。

    公式サイト:SIMロック解除 | お客様サポート

    (https://www.docomo.ne.jp/support/unlock_simcard/)

    au
    「My au」から解除手続きを行います。

    公式サイト:SIMロック解除のお手続き

    (https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/)

    Softbank
    「My Softbank」から解除手続きを行います。ロック解除後に試用する予定の他社SIMをあらかじめ準備する必要があります。

    公式サイト:ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除

    (https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/)

    【店頭での手続き(全キャリア共通)】
    ご本人確認書類などを求められるケースがあるため、SIMロックを解除したいスマートフォン本体とご本人確認書類を持参して手続きを申請して下さい。かつては解除条件や解除手数料が発生することもありましたが、現在では、ロック解除手数料や解除条件がなくなっています。

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    SIMロック後、格安SIM会社の選び方はどうすればいいか

    SIMロックを解除して格安SIMを使いたいけれど、格安SIMの会社が複数あるため、 「どの会社のSIMを契約すればいいかわからない…」
    「SIMを変えて安くなっても、使いづらくなっては困る…」
    「どの会社も安いので、どのような点を比較して選べばいいかわからない!」
    という方も少なくないのではないでしょうか。
    格安SIM会社にも様々な特徴があるので、利用される方にとってもっとも大切な部分を絞って比較検討されるのがおススメです。例えば、主に次のような点がポイントとなります。

    速度重視

    通信速度は、通信会社(回線)や時間帯・エリアによって変化します。通信速度の速さや安定感に関しては、povo(au)、ahamo(docomo)、LINEMO(Softbank)、楽天モバイルなど大手通信キャリア(docomo,au,Softbank,楽天モバイル)の子会社・関連会社が強い傾向があるようです。料金プランやその他の機能面はともかく、通信速度が速くて安定している、いつでもつながりやすい会社のSIMが使いたいという方は、通信速度に注目して選択してみてください。

    料金プラン(安さ)重視

    格安SIMでは、「音声付き(電話できる)SIM」と「データ専用SIM」の2種類に大きく分けることができます。データ専横SIMを選択すると、電話番号はあっても電話機能(電話回線)を使うことができません。SMSも使えません。その分、音声付きSIMより低い料金で同じ容量のデータ通信ができるようになっています。
    電話機能は使わない方や、デュアルSIMを活用するという方はデータ専用SIMでもよいでしょう。格安SIMについてよくわからないという方は、電話やSMS認証ができる「音声付きSIM」の中から選択するのがおススメです。
    料金プラン重視で格安SIMを選ぶときは、過去のご自身の電話の利用頻度、データ容量の平均使用量などを確認し、快適な利用ができるプランを選ぶことが大切です。

    家族シェア重視

    格安SIMでも家族間でデータ容量をシェアするサービスを提供している会社があります。IIJmio,イオンモバイルなどには「家族シェア専用プラン」が、Y!mobile,楽天モバイルなどでは「家族シェア」がオプションで用意されています。

    デュアルSIMなどの機能面重視

    プライベートと仕事用で連絡先を分けたいという方がよく選ばれている「デュアルSIM」という機能。これは、これまでスマホ1台に対し1つの電話番号しか使えなかったところ、スマホ1台で2つの電話番号を利用することができるという機能になっています。
    1つを音声通信プランや電波状況に特化したキャリアで契約し、2つ目の電話番号はデータ通信専用の格安SIMにするといった使い分けで携帯料金を抑えることもできます。 「このような使い分けをしたい」という場合は、それぞれの番号で重要視する条件を2つに絞って通信会社を選択することになります。デュアルSIMに対応したスマホでないと利用できないので、端末の購入時に対応しているかどうか確認することが必須です。

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    複数SIMを持つならレンタルSIMがオススメ!Goodモバイルのレンタル携帯

    Goodモバイルでは、iPhoneやAndroidで使える各大手通信キャリアのSIMをご用意しております。SIMのみレンタルしていただけますので、デュアルSIMでレンタルSIMを使いたい、SIMロック解除端末を利用して一時的に携帯電話の2台持ちをしたいという方にはおススメのサービスとなっております。
    端末とセットのレンタルプランと比較しても端末レンタル料金がかからないため、お手持ちの古いスマホをご活用いただくことも可能です(対応SIMカードについてはご相談ください)。

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    まとめ

    SIMロックは、かつて通信キャリアが料金の未払いや転売・詐欺などを防止するため、販売した各端末に対して自社のSIMしか使えないよう制限をかけるために使っていた機能です。現在では、SIMロックが原則禁止という方針に定められたことから、現行販売されている機種ではSIMロックの制限がかけられておらず、あらかじめSIMロック解除状態の端末を手に入れることができるようになりました。そして、以前購入されたお手持ちのスマホがもしSIMロック制限されている状態の場合には、インターネット/店頭にて無料で解除手続きを行うことが可能です。
    SIMロックが解除されているスマホなら、購入した会社がどこであろうともなんら制限なく通信キャリアを選ぶことができますので、お気に入りのスマホで格安SIMを使ったり、お手持ちの古いスマホを一時的に復活させてレンタルSIMを入れて2台持ちに使ったりと便利にご活用いただけます。
    SIMロックを解除することで違約金や手数料などのコストが生じたり、通信会社との関係が悪くなったりというようなデメリットは発生しませんので、安心してお手続きを行ってください。

    #SIMロック #SIMロック解除 #データ専用SIM #デュアルSIM #レンタルSIM

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